子供の歯みがき、大変じゃないですか?
わが家の子供たちも逃げたり、泣いたり、暴れたり、、、それはそれは親子にとって苦痛の歯みがきタイムでした(*_*;
0歳児の時は仕方なく、羽交い絞めするように力技で”子供のためだ”と自分に言い聞かせながらやっていましたが、『これって歯みがき嫌いになるんじゃない?』とモヤモヤ・・・。
1歳前後になりある程度の意思の疎通ができるようになってからは【歯みがきを好きになってもらおう】と試行錯誤。
歯みがき粉の味を変えたり、鏡を持たせたり、色々と試しましたが、
一番効果があったのは、YouTubeの動画や歯みがきアプリでした。
歯ブラシを持って行くと子供がスマホを持って自分から膝にゴロン・・・
確かに楽なんです、、、YouTubeの動画で踊りを覚えたり歌ったりする姿もかわいいし、、、
でも、これって歯みがきが好きなんじゃなくて、”YouTubeやアプリが好き”なんじゃない??とまたモヤモヤ・・・
そのうち、歯みがきの動画だけじゃなく他の動画も見たがるようになり、歯みがき関係なく常にYouTubeをせがまれるようになって・・・
歯みがきで怒ることはなくなっても、スマホで怒る回数が増え、何より”スマホ育児”の時間が増えることが嫌でした。
(スマホ育児は、適度に楽しむ分には良いと思っています◎)
そんな時に義母がプレゼントしてくれた絵本がこちら↓
■1歳~おすすめ はみがきれっしゃ
はみがきれっしゃしゅっぱつしんこう! [ くぼまちこ ]
出版社: アリス館
歯ぶらしを列車にみたて、お口の中へ出発進行 しゅっ しゅっ ぽーーー!!
電車の大好きな長男に歯ぶらしを見せて、『はみがきれっしゃ来たよ!』というと喜んで歯みがきしてくれるように◎
この絵本は娘も大好きなので、何度も読み返してボロボロです(^^
■3歳頃~おすすめ むしばいっかのおひっこし
2冊目は、娘が大好きで暗唱している絵本・・・
むしばいっかのおひっこし [ にしもと やすこ ]
出版社: 講談社
歯みがきをされるせいで食べ物がなくお腹をすかせた、虫歯の家族が主人公。
家族のために引っ越しを決意したお父さんが
「ひっこししよう。しんぱいするな。とうさん けっこう ちょきんがあるんだ」と、
子供の絵本なのに現実的なセリフがでてきたり、歯みがきをしない口を紹介してくれる虫歯不動産がでてきたりと大人も一緒に楽しめる絵本です♪
■6歳頃~おすすめ むし歯のしょうたい
3冊目は、虫歯きんについて教えてくれる、ちょっと1歩進んだ絵本・・・
むし歯のしょうたい(第1巻)
文:楠 章子/絵:ながおか えつこ/出版社:くもん出版
学校の検査で虫歯がみつかったりこちゃんが、虫歯きんがどうやって虫歯を作るのか知っていくお話。
ミュータンスきんやプラークといった言葉がでてくる、虫歯の知識がつく絵本です。
3歳の娘には、『ミュータンスきんが糖を食べると歯を溶かす”酸”っていううんちをぶりぶりしちゃうんだって』と説明すると喜んでいました。何回か読んであげると『糖は砂糖の糖!』と叫んでいました(^^
必要なのは親の演技力!?
虫歯の絵本と出会ったことで、うちでは歯みがきタイムに『歯ぶらしきたー!にげろーーー!』や『今日は大好きなアイスがあるぞ!酸をぶりぶり~』など、親が虫歯きんになりきってセリフを言いながら歯みがきをしています。
最後の仕上げでは、『もうだめだぁ・・・。きれいなお口は大嫌い・・・』などと言いながら倒れるふりまでしています( *´艸`)
子供達も『ばい菌やって~』と言って、にこにこで歯みがきをしてくれています◎
わが家の歯みがきタイムを救ってくれたのは絵本ですが、
歯みがきタイムに一番必要なことは【親の演技力】だと思います( ´艸`)
皆さんも試してみてくださいね♪