終わらない工事、間違いだらけの施工・・・安さで選んだ外構業者が大失敗!!業者選びに失敗したわが家が伝えたい”こんな業者は気をつけて!!”

安さに引かれて選んだ外構業者が大ハズレ!!通常は1か月ほどで終わる工事がなんと5か月近くもかかってしまったのです・・・。そんなわが家の失敗談をご紹介。

下請け外構業者は○○○!自分たちで探すことに

私たちは工務店の下請けの外構屋さんには頼まず、自分たちで外構屋さんを探しました。

その理由は、下請けの外構屋さんは高かったから・・・(^-^;

同じ内容で見積もりをとってみたら下請けの外構屋さんは100万くらい高かったんです!!

ハウスメーカーめぐりをしている時に『下請けの外構は高いんで、ご自身で探してもらってもいいですよ』と、どのハウスメーカーからも言われました。

ただ、下請けの外構屋さんとのやり取りは見積もりだけでも楽なことを実感しました。図面に変更があった時は工務店の担当者から外構屋さんにも連絡が行き、見積もりが修正されていましたし、私たちの家について一から説明しなくてもよく打合せがスムーズでした。

また、外構工事に入ってから階段を作ろうと思っていた場所に配管があったり、建築中に掘り起こした土や廃棄物がそのまま置いてあったので、外構屋さんから工務店にやってもらってくれと言われたり、下請けだったら防げたような事や間に入ってやり取りしなくて済んだ事などは多々ありました。

なので予算が許すようなら下請けの外構屋さんに頼むのが最もスムーズかと思います。

不安があるものの、安さにひかれて外構業者を選択・・・

私たちは予算に余裕がなかったので、自分たちで探した5社の外構業者とお会いし、一番安かったA社に頼みました。

ですが、実は私はA社に頼むのは反対でした。その理由は・・・

見積もりの提出が遅く、間違いが多かったから。

それだけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、この”基本的なことができない”というのは要注意です。

初回の見積もりを5社からもらった後に、A社とF社にしぼり、3回ほど見積もりのやり取りをしましたが、F社は打合せの2~3日後には見積もりが届くのに、A社は毎回提出が遅く、3週間待っても届かず催促をしたこともありました。

また、打ち合わせた内容と違っていたり、記載もれも多く、毎回間違い探しが大変でした・・・。

なので、工事の間違いも起こりやすいのではないかと不安が大きく、私はA社に依頼するのを反対していました。

ですが、F 社より50万近く安かったことで旦那がA社を推し、50万あれば私の希望する塗り壁にできるとささやかれ、A社に対する不安や違和感にふたをして依頼しました。

 

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間違いの連発!外構業者との闘いの幕開け!!

9月中旬に新築の引き渡しが終わり、その2日後から外構工事が始まりました、、、が!

ここからがわが家の外構工事の闘いの幕開けでした・・・。

わが家に起きた外構工事の間違いを箇条書きするとこんな感じです↓

  1. 玄関ポーチ前の階段の位置が図面と違った
  2. ブロックの積む段数が一段足りなかった
  3. フェンスの柱を立てるための穴が全てふさがれていた
  4. 庭に上がるための階段の造りが図面と違っていた
  5. 駐車場のコンクリートの寸法が図面と違った
  6. 工務店が施工した玄関ポーチの階段の下段が半分ほど埋められていた

主な間違いはこの6つですが、あまりにも間違いが多いので、旦那がちょくちょく仕事終わりや休みの日に見に行って、これ以上間違いが起きないように現場の職人さん達に声をかけ、未然に防いでくれていました。

||特に許せなかった階段が埋まっている事件

特に許せなかったのが⑥の玄関ポーチの階段の下段が半分ほど埋められていた件についてです。

玄関ポーチの2段の階段は工務店が施工したものですが、その手前の洗い出しと5段の階段は外構屋さんの施工になります。

階段を見た瞬間に『埋まってる?!』と驚きながら、なぜ下段が半分ほど埋まってしまう高さに設定したのか、施工しながらこれでいいか疑問は持たなかったのか、と怒りがふつふつと湧いてきました。

上段の高さが16㎝なのに下段は9㎝しかないため、玄関から降りてくる時も2段目で足がつまってしまい、見た目だけでなく、使い勝手も悪い階段となってしまいました。

12月に入ってやっと完成が近づき『何とかクリスマスまでに引っ越せそう』と思っていた時だったので、怒りが抑えきれず長文のクレームメールを外構屋さんに送りました。

とは言え、洗い出しと5段の階段を全てやり直すのは時間・労力・資材が無駄になってしまうと思い、2段の階段の下段の高さを上段の真ん中あたりまで上げるという方法を外構屋さんに提案しました。

外構屋さんは洗い出しと5段の階段をやり直さなくて済むので、「やり直したと分からないくらいキレイにできます!」と自信満々に言っていましたが、信用できず旦那に休みを取ってもらい現場での打ち合わせに立ち会ってもらいました。

結果、キレイに仕上がり、玄関から降りてくる時も足がつまることなく、見た目も使い勝手も良くなりました。

ですが、これによりさらに工期が延びて年内に引っ越せなくなりました・・・

|まだまだ伸びる工事・・・。個人の業者には要注意!

階段のやり直しを依頼したのが12月上旬でしたが、年末に向けて職人さんが忙しいため、やり直しと残りの工事は年明けとなりました。

そのため年内の引っ越しはあきらめ、1/29,30で引っ越しをする旨を伝え、それまでには終わらせると約束しました。

ですが、引っ越しが1週間後に迫っても全く工事が再開されず、A社に連絡したところ「職人さんが忙しくて来てくれない。もう一度催促してみます」と言われました・・・。

呆れてしまい、もう工事完了を待たず引っ越そうと決めたところ、引っ越し当日の1/29に階段のやり直しだけはやりに来てくれました。

その後、残っていた工事は2月上旬に行われ、5か月近くかかってやっと完了しました。

私が希望していたF社は自社の社員が設計から工事まで請け負う外構屋ではそれなりに大きい会社でしたが、A社は従業員はおらず、社長1人が営業マンとして仕事を取り、実際の工事は個人の職人さんへ仕事を依頼するというスタイルでした。

また、CADがないので図面が書けないと言われ、F社が作成した図面を元に打ち合わせをしたのですが、やはり図面を書いていないためか全く把握できておらず、現場で職人さん達に私たちが指示をすることがよくありました。

さらに、建築ラッシュでA社も多くの仕事を抱えているようで全くスケジュール管理ができておらず、資材が注文できていなくて工事が止まったり、別の大きな工事が8月の長雨で延期となったことで職人さんがそちらの工事に取られてしまい、わが家の工事にきてくれなかったりしたことで工期が大幅に伸びてしまいました。

工期が大幅に伸びたことで使用予定だった枕木門柱が廃盤になってしまい手に入らず、急遽変更するはめにもなりましたし、工務店の建築後の初回点検もまだ住めていなかったのでキャンセルとなりました・・・。

結果、50万安くなったとは言え、精神的な疲労と無駄な時間を使い、引っ越しが遅れてしまいました。

|【まとめ】失敗から伝えたい!こんなところに要注意!

  • 見積もりに間違いが多い&提出が遅い
    ⇒案件を多く抱え把握できない、もしくはそもそもの管理能力が疑われ、着工後のトラブルにつながりました。
  • 図面を作成できない(しない)
    ⇒CADがないので図面を作成できないと言われましたが、A社以外の個人の外構屋さんは下請けに図面の作成を依頼していました。F社の図面があったため余計な出費をしたくなかったのだと思います。そもそも図面を作成する気がなかったのを見抜けず、図面と違う施工をされトラブルとなりました。
  • 職人の確保ができていなかった
    ⇒職人さんはカーポート、階段施工、塗り壁など分野によって細かく分かれており、わが家の工事でも5人の職人さんがそれぞれの場所を施工してくれました。着工前にA社が「○○の職人が決まっていない」と言っていましたが、特に気にせず依頼してしまいました。結果、着工から2か月後に職人さんが決まり、そこから現場打合せとなり、工期が延びる原因となりました。個人の外構屋さんに依頼する場合は、全ての職人さんが決まっているか確認し、可能なら事前に全員と顔合わせを兼ねた現場打合せをした方が良いと思います。
  • 金額だけにとらわれてしまった
    今思い返すと、提案力も対応力もF社の方が優れていました。会社として従業員を抱えているF社の方が金額が高くなるのは当然でしたが、『A社より50万高い』という事にとらわれて”信頼して工事を任せられるか”という視点が曇ってしまい、業者選びの失敗につながりました。

以上がわが家が業者選びに失敗した原因です。結果として今の外構は気に入っていますが、ここへ至るまでの過程は良い思い出にはなりませんでした。

これから家を建てられる方、外構工事をお考えの方は、『家づくり』の過程も良い思い出になるようにわが家の失敗を参考にしてくださいね!

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