翌朝、お腹の痛みはなく、出血は止まっていました。
いもーとちゃんを保育園に送り届け、そのまま産婦人科へ向かいました。
『まだつわりの症状もある。胸の張りもある。大丈夫、大丈夫・・・』と呪文のように心の中で唱えていました。
名前が呼ばれて診察室に入り、今回の妊娠では初めての診察だったので、これまでの経緯を先生に説明し、いよいよ内診台へ上がりました。
出血は大丈夫そうですね。では超音波でみていきます。
モニターに赤ちゃんの小さな袋が映りました。
その瞬間、『袋が小さいし、赤ちゃんが見えない・・・』と絶望的な気持ちになりました。
最終の生理から計算すると妊娠6週目に入っており、正常であれば赤ちゃんの姿も見えて、心拍も確認できるはずです。
ですが、先生は何も言わず、袋の大きさを計ったり、その他の場所も確認していました。
2~3分で内診は終わり、重い足取りで診察室へ戻りました。
最終の生理から計算すると6週目に入っているはずですが・・・袋の大きさから計算すると5週目くらいですね。1週間くらい排卵がずれたんでしょうね。なので、まだ赤ちゃんの姿も見えてきていません
診察室に戻ってきてからは怖くて顔を上げることができず、ずっと下を向いていましたが、この言葉を聞きパッと顔を上げました。
出血については様子を見てください。量が増えたり、鮮血になったりしたら再度受診してください。そうでなければまた1週間後に見せてくださいね
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて・・・
待合室ですぐに旦那に赤ちゃんが無事だったことをLINEで報告しました。
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