私は泣きながらほとんど眠れずに朝を迎えました。
今日は新しい冷蔵庫が朝8時前後に新居へ届く予定となっていたため、5時に起きると旦那もすぐに起きてきました。
旦那「大丈夫?」
私「うっすらだけどまだ出血してる・・・」
旦那「今日は新居で休んでていいから、無理しないでね」
私は無言でうなずきましたが、もし初期の流産なら安静にしていても助けてあげることはできない、と暗い気持ちでした。
朝食を済ませ、7時半ごろに旦那が冷蔵庫の搬入のため新居へ行きました。
9時ごろに義両親が来てくれたため、子供達をお願いし私も新居へ向かいました。
チクチクとしたお腹の痛みはなく、どうか無事であって欲しいと願いながら少しずつ片付けをしました。
夕方になり取りあえず生活ができるくらいにまで片づけられたので子供達を迎えに行こうと旦那と話し、立ち上がった瞬間に下腹がチクンッと痛みました。
思わずお腹を抱えて座り込み、旦那にお腹が痛いと伝えました。
トイレに行くとおりものに混ざったような茶色のドロッとしたかたまりが出ていました。
私は血が引いていくような感覚におそわれ、そのまま新居に残り休むことにしました。
旦那は晩ご飯を買いに行き、私の分を新居に届けると元の家に戻り、義両親に私が体調不良だと伝えて一緒に食事を済ませてくれました。
夜7時ごろ旦那が子供達を連れて新居にやってきました。
初めて家族で過ごす新居初日は最悪の気分でした。
翌朝、お腹の痛みはなく、出血は止まっていました。 いもーとちゃんを保育園に送り届け、そのまま産婦人科へ向かいました。 『まだつわりの症状もある。胸の張りもある。大丈夫、大丈夫・・・』と呪文のように心の中で唱えていました。 名前が呼ばれ[…]