流産の宣告を受けてから2日間はほぼ出血はなく、つわりも続いていました。
これまではつわりがあると赤ちゃんが元気な証拠だと安心していましたが、この時は『赤ちゃんが生きているのに、何もしてあげられない』と、とても辛かったです。
流産の宣告を受けてから3日目の2/18の朝、トイレに行くと鮮血が出ていました。
つわりもわずかに感じる程度で赤ちゃんの元気がなくなってきていることを感じました。
その日はお腹に手を当てて何度も赤ちゃんに謝りました。
そして2月19日(8週0日目)。
朝からお腹が重くシクシクとした痛みと少量の出血が続いていました。
18時頃、7~10分間隔で痛みが周期的になっていることに気づき、旦那に伝えました。
旦那が子供達をお風呂に入れてくれたので、着替えを手伝っていると20時頃に急に痛みが強くなりました。
陣痛のような痛みが15秒くらい続き、10秒くらい治まり、また15秒くらい痛いというのを繰り返し始めました。
『あぁ、赤ちゃんが出ようとしている・・・』
子供達が心配するといけないと思いましたが、あまりの痛さにリビングから移動することができず、ソファーに顔をうずめてひっそりと泣きながら痛みに耐えていました。
21時になっても痛みは引かず、「ママはお腹が痛いからパパと3人で寝るよ」と言って旦那が子供達と寝室へ行きました。
22時頃、痛みが弱まり間隔があいてきました。
22時半にトイレに行こうと立ち上がると尿漏れしたのかと勘違いするほど血がサーッと流れでました。
慌ててトイレに駆け込み、便座に座るとまたサーッと血が流れだし驚いていると、ズルズルっとかたまりが出たのが分かりました。
血がおさまるのを待って、服を着ると便器の中に手を入れて赤ちゃんを探しました。
すくい上げると片手には収まりきらないほどのかたまりがあり、それを袋に入れてタオルに包みました。
タオルの上からそっと手を当てて『元気に産んであげられなくてごめんね』と謝り、今度は両手を合わせて空に向かい2年前に亡くなったおじいちゃんに『赤ちゃんをよろしくね』とお願いしました。
前回の記事『私の生み分け体験レポ⑤妊娠した喜びから一転・・・』の続きです。 胎嚢が小さく流産の可能性が高いと言われたものの、赤ちゃんの心拍が確認でき、きっとそのうち胎嚢も大きくなってくれるはず、と前向きに考えていました。 ですが、前[…]
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