赤ちゃんが出て行ってしまった後もシクシクとした痛みと出血が続き、私は泣きながら旦那が起きてくるのを待ちました。
私がいないのでいもーとちゃんがぐずって中々寝ないのかと思いましたが、11時半になっても旦那は起きてこず、子供達と一緒に寝てしまったんだと察しました。
タオルに包んだ赤ちゃんに『ごめんね。寒いけどしばらくここで眠っていてね』と声をかけ、冷凍室にねかせました。
1時半頃にやっと痛みと出血もおさまってきたため、寝室へ行くと旦那がいびきをかいて寝ていました。
『痛みに耐える私を見ているのに、2人の赤ちゃんが亡くなってしまったのに、起きてきて寄り添うこともなく、寝られるんだな』と、命を宿した私と宿さない旦那との温度差を感じ、心が冷えていくのを感じました。
布団に入ってからも、『私にはわが子を亡くした悲しみがあるけど、旦那にはその感覚がない。悲しいのも、辛いのも、痛いのも結局全部私だけなんだ』と、流産の悲しみの矛先が全て旦那に向かってしまい眠れませんでした。
翌朝、旦那が先に起き出し、私は2人きりになりたくなかったので子供達が起きてからリビングへ行きました。
旦那の顔も見ず、無言で横を通り過ぎトイレに行くと空気を察した旦那が・・・



旦那は私が痛みに耐えている時に家事をしていたことに対して言い訳をしてきましたが、私は『そこじゃない。寝落ちして起きてこなかったことだ』と思いながら、話すと泣いてしまいそうだったので赤ちゃんが亡くなったことだけを伝えました。
まだ出血は多かったものの、もうつわりもいない、赤ちゃんもない、と半ばやけになりながら、いもーとちゃんに頼まれたドーナツを朝から作りました。
子供達が嬉しそうに大きな口をあけてドーナツをほお張っている横で、私はご飯がおいしくて泣けました・・・。
流産から2日後の朝、昼用のナプキンでは30分くらいでもれそうになるほど出血が増えていました。 『なんで出血が増えたんだろう』と不思議に思っていましたが、午後から産婦人科を受診する予定だったので、そのまま様子をみることに。 昼頃トイレに行くと[…]