子供達が帰ってきてからは慌ただしく過ぎていき、あっという間に寝かしつけの時間になりました。
子供達がようやく寝付いた10時頃、一緒に寝落ちした旦那を起こしました。
旦那「なに?話し?」
私「・・・」
旦那「なに?」
私「・・・妊娠した」
旦那「・・・3人目?」
私「うん・・・」
3人目という分かり切ったことを聞いてくる旦那の返答に、旦那の動揺を感じました。
旦那「病院に行った?」
私「まだ。体調がおかしかったから検査薬を使ったら陽性だった。それに今4週目に入ったとこで病院に行くのは早すぎるから6週目に入ったら行こうと思う。薬も服用してたから相談してみるよ」
旦那「・・・」
私「ただ、私の年齢だと4割くらいが流産してしまうみたい。障害児や死産のリスクも高いし・・・。子供部屋も2つで家建てたのに・・・」
旦那「それは産むか迷ってるってこと?」
私「おろすことはできない・・・。流産する可能性が高いから安定期に入ってから親には伝えたいけど、今までもつわりがひどかったから義両親には手伝ってもらわないと無理だと思う」
(私の両親は飛行機を使わなければならない遠方に住んでおり、義両親は車で20分の距離に住んでいます)
私「それと引っ越しだけど、来週末だとつわりがひどくなってるかもしれないから、今週末か平日に休みをとってできないかな?」
旦那「うーーーん、、、仕事が忙しいから平日は休めそうにないな。親にも来週末に子供達をみてもらうようにお願いしたし、引っ越しは僕が何とかするから来週末にしよう」
私「分かった・・・」
その後、しばらく沈黙が流れました。
上の子たちの妊娠を報告した時は、お互いに大喜びで写真を撮ったり、お祝いをしたり、とてもいい思い出として残っています。
それなのに、今回の妊娠報告は重苦しい空気で笑顔もありません。
旦那はこれまでも「3人くらい大丈夫さ~」「3人目つくらなくていいの?」と冗談ぽく言ったりしていたので、もしかしたら喜んでくれるかも、と思っていました。
ですが、旦那の動揺を感じ取り、妊娠を心から喜んであげられないことが赤ちゃんに申し訳なくて、悲しくてたまらず、涙があふれてきました。
旦那に背を向けて泣いていると、旦那がそっとティッシュを渡してくれました。 旦那は私が何に泣いていると思っているんだろう・・・ 旦那の気持ちはどうなんだろう・・・ そう思いながらも声は出ず、涙が溢れました。 rakuten_desig[…]