前回記事、【激痛だった無痛分娩出産レポ3 急ピッチで進む準備とテンパる旦那】の続きです。
【午後12時過ぎ】
羊水がなくなっていることが発覚してから約1時間後の午後12時過ぎ、ついに陣痛促進剤が開始されました。
スタッフさん「それじゃあ、陣痛促進剤を始めていきますね!何かあればおっしゃってください。」
私「はい・・・。」
いよいよかぁと、ドキドキ。
傍らで見守る母も心配そう。
しばらくするとギューッとお腹がしぼられているような感覚があり・・・
陣痛、、、キタ━(゚∀゚)━!
と、心の中で思いました^^
しかし、、、
それから1時間経っても陣痛は強くならず、少しずつ促進剤の量を増やしていきました。
夕方頃には、10分間隔で陣痛はあるものの微弱のままで子宮口も開いておらず、長期戦の様相を見せていました。
旦那からは午後6時頃に空港に着くと連絡が入り、母は一旦職場に戻ったあと、旦那を迎えに行ってまた来ることになりました。
私は、(まだまだ強くなっても大丈夫だよー!早く出ておいで~!)とお腹の赤ちゃんに向かって、心の中で話しかけていました。
【午後7時頃】
旦那登場。
色々な物が体についている以外、特に変わらない様子の妻を見て安心した様子の旦那。
旦那は付き添いで病院に泊ることになっていたため、母には何かあれば連絡すると伝え、先に帰ってもらいました。
それから1時間ほど、今日のことや他愛もない会話をしていました。
【午後8時頃】
スタッフさん「陣痛が思ったように強くならなかったですね~。1日の上限の量の陣痛促進剤を使い切ってしまったので、今日はこれで終わりになります。また明日、朝8時頃から再開しますね。絶飲絶食とお伝えしましたが、ヨーグルトやゼリーなどであれば、少量食べてもらって大丈夫ですよ。一応、子宮口も確認しますね。」
と言われ、微弱陣痛のまま一日目が終了してしまいました。
スタッフさん「うーーーーん、子宮口は1㎝も開いてないですね!明日に備えて今日は寝てください。痛みで寝れなければ、背中から弱い麻酔を入れれますけど、どうしますか?」
10分間隔の微弱陣痛は続いていましたが、我慢できないほどの痛みではなく、もし麻酔をしたら陣痛が強くなっても気づかなかったら嫌だなと思い、麻酔は断りました。
その後、旦那が買ってきたヨーグルトを食べさせてもらい、また他愛もない話をして寝ることにしました。
旦那はすぐに寝ていきましたが、私は微弱陣痛が続いていたこともあり、全く寝付けずにいました。
すると、午前3時頃、隣のLDRが急に騒がしくなり、スタッフさんがバタバタと準備を始めました。
私の入院した病院は、2つのLDRの真ん中にスタッフさんが行き来するための通路と備品が置いてあったので、隣のLDRの様子が音や声から伝わってきました。
スタッフさんの励ます声が聞こえ、いよいよ産まれるのかなと勝手にドキドキしていると・・・
「いたーーーーーーーーい!!あーーーーーーーッ!!!」
と、叫ぶ女性の声が・・・
その直後に『Happy Birthday』のオルゴール曲が流れ、赤ちゃんが産まれたことが分かりました。
が、オルゴールのやさしい音色より女性の断末魔のような叫び声が強烈に残り、私もああなるんだろうかと恐怖でさらに眠れなくなりました・・・(*_*;
次回、陣痛促進剤2 日目に続きます!
前回記事、【激痛だった無痛分娩出産レポ4 いよいよ陣痛促進剤開始&深夜の叫び】の続きです。 ▶1話目はこちらをクリック 【2日目8時頃】 結局、一睡もできないまま迎えた2日目の朝8時頃、陣痛促進剤がスタートしま[…]
![](https://kodomoto-issyoni.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)