前回の記事『私の生み分け体験レポ④生み分け1回目の妊娠判定へ!』の続きです。
初めての生み分けに挑戦したあと、妊娠検査薬が陽性になり、妊娠6週0日目に産婦人科を受診しました。
エコー検査を受け、モニターに小さな丸が映し出されました。

これが胎嚢だね。
・・・・うーーーん、小さいなぁ・・・
・・・・うーーーん、小さいなぁ・・・
と先生が言いました。
私は、まだ6週0日だから小さいってこと?それとも6週0日の割には小さいってこと?と頭の中で考えながら、身支度を整えて診察室に戻りました。

妊娠はしているんだけど、週数の割に胎嚢が小さいねぇ

小さいとどうなるのでしょうか

様子を見ないと何とも言えないけど、流産する可能性が高い。ですが、ある週数で急に大きくなるケースもあるので、今の段階ではわかりません。生み分けが原因でもないし、何かをすれば大きくなる訳じゃないから、今のところは普段通り生活して、出血があれば来てください。なければ1週間後に診察しましょう。
私は妊娠すれば当たり前のように出産することしか考えていなかったので、流産する可能性が高いという先生の言葉に目の前が真っ暗になりました。
旦那も赤ちゃんのことを気にしていたので、仕事から帰ってくるなり『どうだった?』と聞かれました。
私は努めて感情を抑え、先生に言われた言葉を旦那に伝えました。
旦那も予想していなかった言葉にちょっと気落ちした感じでしたが、『僕らのこどもなら大丈夫』と言って励ましてくれました。
それから1週間は何ともありませんでした。
長男を妊娠した時には6週目につわりが始まり、これまでにはないほど胸が張り、めまいなどに悩まされましたが、今回は全く何ともありませんでした・・・。
妊娠による変化が何も感じられず、もしかしてもう流産しているのでは、、、という不安が常にあり、暇さえあればネットで検索し、胎嚢が小さくても無事に出産した人の情報を見つけ、すがるような思いで何度も読み返し、自分の状況と比較していました。
そして、妊娠6週6日に再度産婦人科を受診し、出血がないことを伝え、内診を受けました。
”もう流産しているかも・・・”とモニター画面を見るのが怖く、胸の上で両手を強く握りました。
すると、1週間前にはただの丸だった胎嚢の中にぼやぁっとですが赤ちゃんの姿が映りました!


赤ちゃんいるね。心拍も確認するよ。
『ドクドクドクドク』
しっかりと心拍が聞こえ、愛おしい気持ちが湧いてきました。

赤ちゃんの大きさは問題ないんだけど、胎嚢がまだ小さいね。通常だと赤ちゃんと胎嚢の間にもっと空間があるんだけど、胎嚢が小さくて赤ちゃんが窮屈そうに見えます。ただ、心拍の確認できた赤ちゃんはそんなに弱くない。また、出血がなければ1週間後にきてください。
”赤ちゃんは弱くない”と言った先生の言葉が嬉しくて、心が少し軽くなりました。
今回のエコー写真(左:6週6日)と正常な妊娠のエコー写真(右:6週3日)と比較してみると明らかに空間である黒い部分が少なく、赤ちゃんが窮屈そうなのが分かりました。


旦那にも先生の言葉を伝え、まだまだ安心はできないけれど、2人で”きっと大丈夫”と前向きに励まし合いました。
ですが、数日後、出血してしまいます・・・
ー次回へ続くー
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